父親を完全にあてにしていた僕は、
もうどこにもお願いする伝手がなくて2、3日放心状態でした。
そんなある日、仕事が終わった僕は、
自分のお店の2軒隣にあるビルの1階にあるBARに行き、
マスターに「あぁもう無理や、移転できひんわ」「あきらめるしかないわ」と普段通りに愚痴っていました。
するとマスターが「お前がそこまで言うんだったら俺が保証人になってやるよ」と言ってくれて、
僕は・・・・・・・・・頭ン中が真っ白になり、
「えっ?どういうこと?」とパニックになりました。
そしたら再び「俺が保証人になってやるから挑戦しなよ」との言葉が出てきました。
僕はなんだか涙が止まらずに、何度も何度もお礼を繰り返しました。
みなさん考えてくださいよ。
たった25歳の若造に1800万円の保証人になれますか?
今の僕でも到底無理なことですよ。
それをマスターは「お前は絶対成功する」と言って信じてくれたのです。
僕はこの恩を一生忘れません。
そしてどんな形になるかわかりませんが必ずお返しいたします!!!
今でもその想いは揺るぎません。
そして再度銀行に行き、
「保証人見つかりました!」「早速お金貸してください」
と、担当者に伝えあれよあれよと前進したのです。